【看護学士取得を目指すきっかけ本】ナースがもっと簡単に看護大学卒になれる本【書評】

ナースがもっと簡単に看護大学卒になれる本 看護学士取得
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ナース
ナース

キャリアアップを目指したいな・・

どんどん情報が新しくなっていくし、勉強し直したいな・・・

短大卒専門卒のナースとして、日々忙しく働いていると、こんなこと思うことはありませんか?

どんどん新しい情報が、更新されていく中で、ふと思うことがあります。

そんな中で、この「ナースがもっと簡単に看護大学卒になれる本」に出会い、看護学士を目指すきっかけになりました。

この「ナースがもっと簡単に看護大学卒になれる本」は、2022年12月5日改定され、最新版が出版されています。3部構成の予定なので、今後あと2冊出版予定です。

あこ
あこ

この記事の執筆者あこは、40代現役ナース。

2016年〜2018年放送大学に編入し積み上げ単位を取得後、2018年8月学士(看護学)を取得した経験者です。

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この本「ナースがもっと簡単に看護大学卒になれる本」を読んでわかること

この「ナースがもっと簡単に看護大学卒になれる本」を読んで知ることができる大きなトピックは次の5つです。

  • 短大・専門学校卒ナースが看護大学に編入せずに学士(看護学)取得する方法
  • 学修成果レポートとは?
  • 学修成果レポートの実際の本文例
  • 合格する学修成果レポートの書き方、ヒント
  • 学修成果レポート作成のため情報収集方法

それでは、一つずつ詳しくみていきます。

短大・専門学校卒ナースが看護大学に編入せずに学士(看護学)取得する方法

看護学士を取得することで、看護大卒ではないですが、看護大卒と同等になることができます。

看護学士を取得するというと、看護大学に編入して卒業しなくてはいけないというイメージがありました。

しかし、編入しなくても、通信制大学を利用して科目履修で積み上げ単位を取得し、学修成果レポートを作成すると、学位授与機構に申請することができます。

必要な積み上げ単位は、基礎資格によって違うので、うわしくは学位授与機構の『新しい学士への途』を参照なのですが、大まかなことは説明してくれています。

そして、一番難関なのが、学修成果レポートで、この本のメインのテーマです。

申請時に提出した学修成果レポートが合格すると、小論文試験を受けることができ、小論文試験に合格すると、晴れて学士(看護学)を取得することができます。

『新しい学士への途』に書いてはありますが、分かりやすく解説してくれていたので、この本を読んですぐに大まかな看護学士取得方法が理解できて助かりました。

学修成果レポートとは?

学修成果レポートとは、卒論のようなものですが、イコールではありません。

学修成果レポートは本の中では、「卒論をよりコンパクトにした成果物」と表現されていました。とは言っても、卒論のように先生に指導を受ける必要はありません。この表現をみて簡単にイメージすることができました。

私は、まだ何もわからない時に、学修成果レポートと聞いて、イメージしたのは看護研究でした。私のように看護研究的なものをイメージする人は多いのではないかと思います。

最初は「あぁ、またあの看護研究をやらなければならないのか」とがっかりしました。もし、この「短大・専門学校卒ナースが簡単に看護大学卒」を読んでいなければ学修成果レポートと聞いた時点で、「やっぱり無理だな」と諦めていたに違いありません。

そう、看護研究的じゃなくていいんです。

これを理解したときに、私は看護学士取得のための行動を起こすことを決めました。

学修成果レポートの実際の本文例

改訂前の「短大・専門学校卒ナースが簡単に看護大学卒になれる本」では何例かの実際の学修成果レポートが載っていました。改訂版では学修成果レポート1例が載っていますが、今後多くの実例が載った本が出版されるようです。

実際に合格した学修成果レポートの本文が全文見ることができるので、実際の表現や言い回しなど参考になりました。

もちろん、まるっきり真似をするのはいけません。

しかし、他の方々がどんな文章を書いているのか、どんな工夫をしているのかを知ることは学修成果レポートを作成するにあたり、とてもチカラになりました。

合格する学修成果レポートの書き方、ヒント

学修成果レポートを作成すると決めたら、まず最初にすることはテーマ選びです。

どんなテーマを選ぶかで、今後の苦労が決まってきます。

学修成果のテーマ選びのヒント集も載っているので、学修成果レポートのテーマを選ぶ際は、ここを読まない訳にはいきません。

そして、学術論文の執筆ルールや文章の形式についても解説されていて、これを知らなければ学修成果レポートは作成不可能でした。

「新しい学士への途」を精読しなければわからない、学修成果レポートの作成のポイントもまとめられています。

学修成果レポート作成のため情報収集方法

私は学修成果レポートを作成するにあたり、とても苦労したのが情報収集です。

もともと、参考文献が少ないテーマを選んだのもあります。

「短大・専門学校卒ナースが簡単に看護大学卒」では、情報収集のテクニックまで教えてくれてました。私が知らないテクニックもあったので、助けになりました。

「ナースがもっと簡単に看護大学卒になれる本」の感想

病院外観

もしこの本を読まなければ、看護学士取得できなかったと思いますし、そもそも看護学士取得を目指すこともなかったと思います。

看護学士を取得したい人のために、真剣に、丁寧に、そしてとても親切に書かれた本です。

もし今、踏みとどまっているなら、この「ナースがもっと簡単に看護大学卒になれる本」を読んで、ぜひすぐに行動してみてください。

きっと、行動してみてよかったと思えるときがきますよ。

看護学士取得方法については、こちらの記事もご覧ください。

*2023年1月27日 更新情報*
ここでご紹介している「短大・専門学校卒ナースがもっと簡単に看護大学卒になれる本」が改訂され今度は3部構成で発行されます。その2巻にあたる本が2022年12月5日に発売されました。
まずは、こちらの【最新版】をおすすめします。

通信制大学を利用して働きながら看護学士を取得する方法と合わせて、看護学士を取得して大卒になるメリットや看護師のキャリアアップについて、こちらのまとめ記事もご覧ください。

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